ピラティスで気づいた「背骨と自律神経」の関係
以前にも私自身の側弯症(そくわんしょう)についてお話ししたのですが
もう少し詳しくお話ししたいと思います。
「原因不明の体調不良は一生付き合っていくしかない…」
そう思っている方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
自分の体の「歪み」に気づいたあの日
まずは、こちらの写真をご覧ください。
私がピラティスを始める前と、継続した後のビフォーアフターです。

始める前の私は、今見返しても驚くほどバランスが崩れていました。
• 背骨が側弯している
• 右肩が盛り上がるように上がっている
• 骨盤の高さが左右でバラバラ
• 首が体の中心からズレている
けれど、恐ろしいことに当時の私はこの状態にまったく気づいていませんでした。
ピラティスを始めて、初めて自分の姿を客観的にチェックしたとき、「こんなに歪んでいたんだ…」と大きなショックを受けたのを今でも鮮明に覚えています。
そこからピラティスを続け、少しずつ背骨の状態が変わっていったのが、アフターの写真です。
「側弯した背骨は変わらないもの」という思い込み
一般的に、側弯症は「治らないもの」「一生付き合っていくもの」と思われがちです。私自身も、どこかでそう諦めていました。
ですが、ピラティスを通して背骨を正しく動かし、それを支える力を養っていくうちに、考えが180度変わりました。
「側弯しているから仕方ない」のではなく、「支える力がうまく働いていなかっただけ」だったのかもしれない。
そう思えるようになったのです。
なぜ、ピラティスで体は変わるのか?
一般的なトレーニング(ジムなど)の多くは、体の外側にある大きな筋肉(アウターマッスル)を部位ごとに鍛えます。
例えばジムでは、
• 腕
• 脚
• 太もも(前・裏・内)
• ふくらはぎ
一方、ピラティスはアプローチが根本から違います。
ピラティスが整えるのは、体の中心である「インナーマッスル(深層筋)」です。
• お腹の奥の筋肉
• 背骨を一本一本支える細かい筋肉
• 骨盤まわりの筋肉
これらはすべて、「良い姿勢を保つため」に働く大切な筋肉たち。
外側から固めるのではなく、内側から背骨を安定させていく。この「内側からの安定」こそが、側弯や歪みを整える鍵になります。
「背骨」と「自律神経」は繋がっている
ここで、私が後から気づいたとても大切なことがあります。
以前のブログで、私がかつて自律神経失調症に悩んでいたことを書きました。
実は、側弯症が改善していくプロセスと、自律神経が整っていくタイミングは重なっていたのです。
背骨の中には、自律神経の通り道である大切な神経の束が通っています。
背骨が歪むということは、その通り道が圧迫されたり、神経の流れが滞ったりしやすい状態ということ。
ピラティスを始める前の私は、こんな不調が当たり前でした。
• 呼吸が浅い
• いつもどこか緊張している(特に肩、腰)
• 寝汗がひどく、寝ても疲れが取れない
ですが、ピラティスで背骨を一つひとつ動かすようになり、呼吸が深くなってくると、不思議なほどこうした不調や緊張感が消えていったのです。
背骨は単なる「柱」ではなく、心と体のバランスを司る「神経のスイッチ」なのだと、身をもって実感しました。
体は、正しく動かせば必ず応えてくれる
「正しい姿勢」とは、決して力を入れて固めることではありません。
本来あるべき場所に、骨を戻してあげる感覚に近いものです。
もし今、あなたが
• 鏡を見るたびに姿勢や歪みが気になる
• 側弯症だから、不調は一生治らないと思っている
• なんとなく体調がすぐれず、疲れが取れない
と感じているのなら、ぜひ知ってほしいことがあります。
「自分の体を知り、正しく動かせば、体は何歳からでも変わります。」
体を整えることは、見た目の美しさだけでなく、あなたの自律神経や日々のエネルギーにもつながっています。
ピラティスが、あなたの心と体を本来の健やかさへ戻す、その第一歩になれば嬉しいです。
[自律神経失調症に悩んでいた私が変わったきっかけ]
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