側弯症に気づいたきっかけ
前回のブログでも触れましたが、私は側弯症でした。
しかし、それに気づいたのはピラティスを始めてからのことです。
受講生同士で姿勢の写真を撮り合ったとき、自分の姿勢を客観的に見て初めて「ひどい側弯症だ」と知りました。
「毎日鏡を見ているのに、なぜ気づかなかったのだろう?」と自問自答したほどです。
なぜ今まで気づかなかったのか?
• 部分的にしか見ていなかった
鏡を見るときは直立せず、顔だけ・首から下だけなど部分的にしか見ていませんでした。
• 脳が修正していた
人は鏡に映った姿を、無意識に“よく見えるように”脳で修正するのだそうです。
• 思い込みによる理由づけ
身体の違和感を「右利きだから」「昔ケガをしたから」と、自分なりの理由をつけていました。
まさか背骨の歪み=側弯症が原因だとは思いもしなかったのです。
写真で見た自分の姿に愕然

姿勢の写真を見て衝撃を受け、改めて鏡の前に立ってさらに愕然としました。
• 肩の高さが左右で違う
• 首が身体の真ん中にない
• 肋骨の高さが左右で違う
「気持ち悪い…真っ直ぐできれいな身体に戻りたい!」そう強く思いました。
側弯症はいつから?治るの?
そのとき疑問が浮かびました。
「私の背骨は元々真っ直ぐだったの? 先天性?後天性?」
でも“よい状態に戻るもの”だと信じていたので、当時の講師に質問しました。
「どうすれば側弯症は治りますか?」
答えはシンプルに「ピラティスをすればいいの」。
整体やカイロに通っても誰も側弯症には触れてくれず、筋肉をほぐすだけ…。
だから「ピラティスにかけてみよう」と決めました。
数年後の変化
ピラティスを続けて数年後、自分の姿勢写真を撮ってみると…
なんと側弯症が改善していたのです!
実際には1年もかかる事なく改善していたと思いますが写真を撮っていなかったので
改善していると認識したのは何年か経ってからでした
ネットには「側弯症は改善しない」とよく書かれていますが、私は違う結果を体験しました。
なぜピラティスで改善できたのか?
多くの人は「ピラティス=体幹トレーニング」と思っています。
でも実際は、背骨を意識する動き がとても多いのです。
そのエクササイズを重ねることで背骨まわりの筋肉が緩み、結果的に側弯症が改善したのだと思います。
側弯症が改善して得られたこと
側弯症の改善と同時に、私が悩んでいた 自律神経失調症 も改善しました。
今振り返ると、自律神経の不調も背骨の歪みからきていたのだと思います。
👉 まとめると、ピラティスはただの体幹トレーニングではなく、背骨の健康を取り戻すための大きなサポートになる と実感しています。