「自分の言葉や思考が現実化する」と言われたら、あなたはどんなことを思い浮かべますか?
忙しい」「時間がない」という口ぐせでした。
気づけば、いつもそう言いながら日々を過ごしていたのです。
もし、1日24時間という“箱”があるとしたら、
私の箱はいつもぎゅうぎゅう詰め。
仕事、家事、食事、睡眠…
もう何も入る余裕がないような状態でした。
インテグリッティドヒーリングを通して感じた“時間”の変化
インテグリッティドヒーリングのセッションを受けて
不思議なことに、この“時間の箱”が少し大きくなったような、
あるいは“隙間”ができてきたような感覚を覚えました。
生活の内容は以前とほとんど変わっていません。
子育てが終わり、子どもたちが自立してからも、
相変わらず「忙しい」「時間がない」と言い続けていた私。
それなのに今は、あの頃のような“時間に追われる感覚”が薄れているのです。
忙しさの正体は、自分の中にあった
思い返してみると、以前の私はこんなふうに思っていました。
「なぜ1日は24時間しかないの?」
「食事や睡眠の時間がなければ、もっとやりたいことができるのに」
そんなふうに、食事も睡眠も“無駄な時間”だと感じていた時期もありました。
自由な時間を作りたいと願いながら、
「早く用事を済ませよう」「やることを終わらせよう」と焦る日々。
でも気づけば、“しなければいけないこと”に追われてばかり。
では、その「しなければいけないこと」とは何だったのでしょう?
本当に必要なことだったのか。
もしかしたら、私が“無駄”と決めつけていた時間の中にこそ、
本当の“自分の時間”があったのかもしれません。
「時間がない」という思考が現実を作っていた
今振り返ると、
私は「忙しい」「時間がない」という言葉や思考によって、
自分で“忙しい現実”を作り出していたのです。
その裏には、
「忙しくしていないと認めてもらえない」という思い込みがありました。
そのことに気づいた瞬間、何かがふっと軽くなったように感じました。
潜在意識の声が教えてくれた“本当の自分”
インテグリッティドヒーリングを通して、
自分の中にある“思考のクセ”や“思い込み”に気づくことで、
本当の自分が少しずつ見えてきました。
潜在意識の声を聞くというのは、
「こうするべき」「こうあるべき」といった思考の層を超えて、
心の奥の静かな部分に触れること。
そこに触れたとき、
「しっくりくる」「落ち着く」「楽になる」
そんな感覚が自然とやってきます。
忙しさの中にも、静けさはある
今も、やることが減ったわけではありません。
でも、“時間がない”という感覚はもうありません。
あの頃のように生き急ぐこともなくなりました。
もしかしたら、
「時間が足りない」と思っていたあの頃こそ、
自分の心が一番“窮屈”だったのかもしれません。
時間の余裕は、
スケジュールの問題ではなく“心の在り方”から生まれる。

